アンケート調査結果から見えた鼠径ヘルニアの現状
〜Generalistが果たすべき役割とは〜
内科医に対する鼠径ヘルニアの定量調査と一般に対する鼠径ヘルニアの認知度調査を実施した。これらの調査では「鼠径ヘルニアの未診断患者が存在する」、「一般の方は足の付け根の膨らみの症状があれば内科を受診する可能性が高い」などの結果が出た。よって、この2つの調査結果を共有し、さらに内科医と外科医のそれぞれの立場から「鼠径ヘルニアの基礎知識」、「鼠径ヘルニアの診察」、「鼠径ヘルニアの治療や手術」、「外科への紹介、外科との連携体制」について情報提供を行い、鼠径ヘルニア患者の診断率向上を図りたい。