“Time is on my side” approach (時間を味方につける)
【戦略名】“Time is on my side” approach (時間を味方につける)
【背景となる理論、または着想など】来院時点その1点のみの評価では情報量が不足し、診断がしばしば困難であることがあるが、時間を味方につけることで、診断できることがある。来院時点では不足している情報を、検査を進めている外来受診中や、入院中、帰宅後問わず、患者自身・またその家族に収集してもらうことができたり (System 3と共通する患者協働。認知症高齢者では特に有効) 、場合によっては時間経過で症状が典型的になることもあったりなどと、未来に時間軸を伸ばすことができる点で有効な手法である。
【利用できる具体的なケース】あらゆる疾患。