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2月18日 (土)

プログラム

抄録





[P-001] デバイス連動型SaaSと病院船を利活用した実地研修システムの開発


内閣府(防災担当)は平成23年度に防災、医療等の有識者からなる「災害時多目的船に関する検討会」を設置し、海からのアプローチの必要性、期待される機能、実施上の課題等に関して検討を行い、災害時多目的船についての基本的課題の整理を行った。さらには令和3年6月には「災害時等における船舶を活用した医療提供体制の整備の推進に関する法律(通称:病院船推進法)」が可決された。さらにスマートフォン等の通信末端器とIoTウエアラブルデバイスと組み合わせる(デバイス連動型SaaS)ことで被災者のみならず救助者に対しても警報発令や危険回避などの行動変容の為のデータマイニングや医薬品ロジスティックスも可能となり、より安全かつ円滑に周辺の救助活動が出来ると予想される。加えて現地の災害派遣チームとの協働も可能である。民間病院船を利活用したOJTシステムを構築し実施を繰り返すアジャイル方式でスピード感のある病院船実装を進めてゆき、未知の大規模災害に備えることが求められる。広島において第一回病院船推進会議(Society5.0)を設立し会議を進めている。本学会ででは私たちの病院船に対する一連の取り組みを紹介する。

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