病歴、身体診察、説明
新型コロナウィルス感染拡大に伴い医学部卒前および臨床研修におけるベットサイド教育が容易でない状況となっている。そのような時代背景から医師の獲得すべき技法である病歴聴取、身体診察、説明の教育機会がますます少なくなってきている。
本講演では、専攻医までにマスターすべき病歴、身体診察、説明の技法についてポイントを解説する。実践にとって大切なことは、全てを網羅することではなく必要最小限をしっかりと身につけることと考え、現場で役立つエッセンスを自験例に基づいて紹介する。