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2月19日 (日)

プログラム

抄録





急性期複合病態のDecision Making〜病院総合診療医の力を活かすために〜


急性期の病態が複数合併した患者さん、未診断だが複数臓器に問題を抱える急性期の重症患者さんなど、単一の専門科のみでは最適な管理を決めることが難しい急性期の患者さんがいらっしゃいます。臓器横断的なトータルマネジメントを得意とする病院総合診療医は、こういった患者さんのケアの質を向上させるためのポテンシャルを備えています。もうすでに、こういった患者さんのケアをチームの中心として担当している病院総合診療医の皆さんもいらっしゃるかもしれません。一方でプロブレムが急性期に偏っている場合のdecision making、マネジメントには臓器専門科による高度な知識・技術も不可欠で、異なる専門性を持つ診療科の意見をすり合わせ、最適な方針を決定していくプロセスが必須となります。この部分に難しさを感じることも多いのではないでしょうか。このセッションでは症例提示を通して、急性期複合病態のdecision making、マネジメントにおいて、病院総合診療医がケアの質を向上させるためにどうしたら良いか、どのようなスキルが必要かを考えていきます。

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